Gレコ 劇場版 第3部 宇宙からの遺産 感想
どうも。キむryoです。昨日はGのレコンギスタを観に映画館に行ってきました。その感想です。
今回は宇宙でのドレット艦隊やキャピタル・アーミィとの戦闘やスペースコロニーに暮らす人々など、色々な場面がありました。
パンフレットは880円でした。人物相関図、第一部と第二部のおさらい、各キャストの自分のキャラクターへのメッセージ、各勢力の戦艦、それにスペースコロニーの風景などが掲載されています。今までの話や数多くの登場人物たちの名前や関係などがキレイにまとまっていてストーリーを理解するのに役立ちます。
劇場版Gレコは、ベルリとアイーダの心情の描写に尺を割いています。その点は第二部までと変わりません。TV版と比べると、好意をもったアイーダが実の姉であることを知ったベルリの葛藤や、アイーダのカーヒルへの思いなどがじっくりと描かれています。
物語の前半は説明台詞が多く、その量の多さに圧倒されました。視聴者、特に子供へのわかり易さを重視した結果なのかもしれません。しかし富野さんなら台詞ではなく画で魅せることができるはずです。目まぐるしく変わる状況について行くのが大変でしたが、説明台詞のおかげでなんとか置いてけぼりにならずに済みました。
モビルスーツはGセルフ、マックナイフ、モランガイトラッシュ、ビフロン、ヘカテーそれにジャハナムなどが登場し、バリエーションに富んでいます。月の裏側のL2の勢力が出てきて戦闘になりますが、戦争慣れしていなかったりベルリのGセルフやクリムのジャハナムに一方的にやられたりしていました。個人的にはジャハナムが気に入っています。クリムのジャハナムが活躍するところが良かったですね。天才の名に恥じない活躍でした。モビルスーツが動く戦闘シーンを観ていたら、Gレコのガンプラを組みたくなりました。ボークスやヨドバシカメラでは見かけなかったんですが、映画やったし再販されるといいですね。
中盤からは怒涛の展開で目まぐるしく場面が変わりました。特にゴミ集めの辺りでは登場人物たちの状況への素早い対応、富野節というんでしょうか、独特な台詞回しで面白かったです。
ロックパイとマッシュナーが出てきて、TV版だと途中で退場してたので、ビームカーテンを持つガイトラッシュが出てきた辺りから、ハラハラしながら観てました。二人がどうなったかは是非劇場でお確かめ下さい。
展開が早くてついて行くのが大変でしたが、面白かったです。特に後半のテンポは良かったです。まだ観に行かれてない方は是非。