劇場版Fate stay night Heaven’s FeelⅢspring song 感想
どうも。キむryoです。今日は本日公開の映画、劇場版FateのHF第3章を観て来ました。三部作がついに完結です。昨日ウェブから席を予約してみたら、朝イチから三回目まではすでに完売で、一番早くても14時台の上映でした。残念ながら舞台挨拶は観られなかったものの、本編は観て来ました。今回はMOVIX仙台での鑑賞でした。
忘れないうちに感想を綴っていきます。最初からいきなりアクセル踏んできてて、一気に引き込まれました。2章でセイバーオルタが大暴れしてて、桜も黒くなるし、収拾つかないんじゃなかろうか、セイバーオルタなんてあのバーサーカーですら太刀打ちできてなかったし、これ、どうまとめるんだろうかと思ってました。僕は原作をプレイしてないので、先の展開を知らずにこの3部作を観ました。それで楽しめました。僕はFateはZEROから入って、stay nightのアニメ観て劇場版UBW観て、TVアニメFate/ZEROみて、そしてTV版UBWを観ていて、またApocryphaもタイプムーンブックスで読んでいるのですが、原作ゲームのstay nightは実は触れてないので。ほぼほぼアニメ知識+FGOっていう感じですね。
HFは実はバッドエンドなんじゃないかって観ていてヒヤヒヤしたんですが、ハッピーエンドで終わってよかったです。最後の方のシーンで、凛と桜が色々な土地を旅して歩いてる描写があり、季節が移り変わった様子が描かれていて、初めは士郎がいなかったのですけれど、蒼崎橙子さんらしき人が映った後に士郎が台所に立っていて、本物かどうかわからないけど士郎本人出会ってほしいなと、であればハッピーエンドだから、よかったな~って。桜を倒さないと収拾つかないと思ってましたから、そういう悲しい話にならなくて本当によかったです。
戦闘では2章でのセイバーオルタと桜が圧倒的に強くて、どう打ち倒すのか非常に気になってました。だって太刀打ちできそうなかったもの。セイバーオルタは士郎とライダーが共闘して打倒してたんですけど、ライダーが魔眼使っても魔力放出で石化から逃れるというオルタのチートぶりが発揮されてて、聖杯とつながって無尽蔵に魔力を使えるセイバーオルタは恐ろしいです。士郎は移植されたアーチャーの左腕の封印を解いて取り込まれたバーサーカーを倒したり、セイバーオルタの攻撃をアイアスで受けたりと投影魔術を駆使して立ち回っていて、アーチャーに引っ張られてるから、時折まともじゃない状態で、観てて死ぬんじゃないかと不安になりましたね。バーサーカーをナインライブスブレードワークスで仕留めるところと、セイバーオルタのエクスカリバーをアーチャーのに比べるとおそらく不完全なロー・アイアスで防ぐところがかっこよかったです。ライダーは士郎のアイアスに合わせて宝具を発動していて、エクスカリバーを打ち消してセイバーオルタをぶっ飛ばしてたのがハイライトでした。倒れたセイバーオルタの胸に士郎がトドメを刺すとき、セイバーオルタがセイバーにもどって「シロウ。」って言うのがグッときました。
対桜戦では、宝石剣ゼルレッチが登場。FGOの概念礼装にあったはずですが、実際に使うところを観るのは初めてでした。桜が聖杯とつながっているとはいえ、一度に使える魔力量には凛とさほど差がないとのことで、桜の攻撃を簡単に打ち消してました。ここで桜が殺されてしまうと思ってたんですけど、凛から戦闘を引き継いだ士郎の「トレースオン」からの〇〇で桜とアンリマユとの分離に成功してめでたしめでたし・・・とならず、アンリマユが残ってしまいます。
アンリマユの存在はstay nightでも多分出てくるだろうなと思ってたんですけど、アヴェンジャーの存在について語られるとは思ってなかったので驚きました。桜ルートは聖杯戦争の裏側まで知ることのできるルートなんだと感じましたね。アヴェンジャーの存在はFGOで知って、FGOのテキストと、どうやらホロウアタラクシアに出てくるらしいということしか知らなかったんです。だからstay night本編の方に出てきたのは意外でしたね。
サーヴァント同士の戦闘や黒桜との戦闘以外で印象深いのは最後の言峰綺礼と衛宮士郎との殴り合いですね、顔の形が凄いことになってました。ボロボロの士郎とこちらも死にかけの綺礼、両者ともにダメージを与え合いつつ殴り続けるっていう泥臭い戦闘になってました。ここ、目が白目向いてたり、クロスカウンター入ったりしてて結構エグかったです。
感想書いてて改めて思ったのが、ほんと、ハッピーエンドで良かったなということです。バッドエンドじゃ誰も浮かばれないですもん。桜も日常に戻ってこれてほっとしました。
ちなみにパンフレット通常版は1000円でした。原作者・監督・キャストのインタビューが乗ってます。もちろん本編の絵も収録されています。決して分厚くはないですが、インタビューにページを割いていて、文字数が多く、読み応えがあります。
戦利品です。パンフレットの他に下敷きとミニ色紙を買いました。入場者特典は士郎の絵でした。グッズはHFだけではなくFGO由来のものもあり、数多くのものが並んでいました。
グッズ売り場で前売り券も扱っていたので、FGO6章の前売り券を買いました。柄は山の民にしました。
次のFateは12月だ!