デジモンアドベンチャー LAST EVOLUTIONの感想

どうも。キむryoです。昨日、映画館でデジモンアドベンチャーの映画を観てきました。パンフ観ただけで泣きそうでした。和田光司さんの昔のままの主題歌とか、アグモンの進化シーンとか、20年前のデジモンが蘇った感じでとても良かったです。

クリエイターがデジモンを子供の頃に観ていた世代だという話がパンフに載ってました。和田光司さんだけでなく、宮崎歩さんのbrave heartやAiMさんのEDが聞けたものポイント高いです。昨日帰ってきてパンフ読んでたら涙がこみ上げてきました。感情は死んでるはずなんだけどな。

本作では大人になったあるいはなりつつある、太一達とデジモン達の関係が描かれています。選ばれし子どもたちと、パートナーデジモン達の別れ、それが映画で描かれています。世界中で選ばれし子どもたちが意識不明になる事件が発生し、その原因であるエオスモンを倒そうと太一とヤマトがオメガモンで戦闘しますが、後少しというところで、オメガモンが分離して、コロモンとツノモンへと退化してしまいます。原因は太一とアグモンに別れが迫っていること。デジヴァイスに光のリングが出現し、そのリングが消えるとき、別れが訪れると。しかも無理な進化は別れを早める。それでも太一とヤマトは戦いました。

八神太一を始めとした子どもたちも大学生になり、お酒も飲めるようになってました。タケルとヒカリが飲めるのかはわかんないですけど。太一がアパートで缶ビールを置くシーンや、ヤマトとホルモン屋でビールを飲んでるのには驚きました。あ、お酒飲めるんだ。。。そうか、もう大人だなあと。大人になったらパートナー関係が解消される、そんなのは理不尽だけど、いつまでも昔のままではいられないのかもしれない。光子郎は会社を立ち上げ社長に、丈は病院で研修、そしてミミは海外を飛び回ってる。皆それぞれ進路決めて生きてて凄いなと。そんな中、太一もヤマトも自分の進路に悩んでる描写がありましあ。デジモンアドベンチャー放送当時10歳くらいだった僕も今や30代です。進路は興味の赴くままに進んでたかな。太一とヤマトは大学4年生、太一は就職?するみたいだけど、論文のテーマも決めてないし就活もしてないとか。ヤマトは大学院に進学するようだけど将来が鮮明に視えているわけじゃない様子。そらそうだよね、将来のヴィジョンがはっきりしてるやつの方が少ないんじゃないかな。

かつての選ばれし子どもたちは全員声が変わってました。一方でデジモン達の声は変わってなくて、懐かしく、そしてとても嬉しい。帰ってきたなという気持ちになりました。声優の藤田淑子さん、水谷優子さんが鬼籍に入られてしまったので、太一と空はオリジナル・キャストが演じられないんで、昔のままの声を望むのは酷ですが、声優同じで声色とか演じ方変えるのもありなのかなって。でも、本作のキャストが嫌いなわけではありません。主役の花江夏樹さんは実力ある方ですしね。あと細谷佳正さんのヤマトもよかったです。あの声、力強くてかっこいいです。故人といえば、主題歌のButter-Flyを歌っていた和田光司さんも平成の間に死んでますね。でもこの主題歌は本作で使われてますし、デジモンといえばこれでしょ。

94分じゃちょっと尺足りないかなとかもうちょっと観てたいなとか、太一とヤマト以外の魅せばがもっとあってもいいかなと気になったところは幾つかありましたけど、デジモンを楽しめるいい映画でした。4月から太一達の少年の絵で、つまりデジモンアドベンチャーの絵で新シリーズが始まるらしいですけど、肝心の太一と空が前述の通り声優さんが故人なので、キャストがどうなるのか気になります。バンダイチャンネルで観られるといいな。

ia ia!

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