プラモでイマココに集中する
どうも。キむryoです。以前、「プラモデルの魅力」という記事を上げましたが、今回はプラモデルを組むとイマココに集中できてメンタルヘルスに良いのでは?という話です。
プラモデルを組む時は説明書を見ながらパーツを切り出して、説明書の図解と同じ位置にパーツが来るようにして凹凸をはめて行きます。このとき、手を動かしていることと目の前のパーツを見ていることで、「今」「ここ」に集中することができます。僕の実感ですが、プラモデルを組むことはマインドフルネスのような効果があります。手を動かすこと、パーツを図解と見比べることを同時に行うので、どうしても目の前の作業に集中せざるを得なくなります。すると、今この瞬間に集中することができて、過去を思い出すことも、未来の不安に怯える事もなくなるのです。
アニメを観ることは僕にとって抗うつ剤ですが、プラモデルを組むことはマインドフルネスです。朝の5時過ぎから昼ころまで組んで塗装した日もありました。それだけのめりこめることがあるのは幸福なことです。暇な時間を持て余すと気が滅入ってきますからね。今この瞬間に意識を向ける、あるいは何も考えないということをプラモデルを組むことでいつの間にか実現できます。結果として時間が経つのがあっという間で、充実します。
また、プラモデルを組むことは、ある程度エネルギーを必要とします。この一年間ほどはプラモデルを組むためのハードルを超えられることが多くて、それだけ心のエネルギーが溜まっていてメンタルが上向いています。プラモデルを組むことができれば、ある程度自分の調子を知ることができます。プラモ製作がメンタルヘルスのバロメーターになっているわけです。ここ数年はプラモを買ったものの作る気力が湧かなくて積んでばかりいました。積み上がっていくと気持ちも滅入ってくるので、ある程度積みプラを消化出できた方が精神衛生的にも好ましいのです。プラモを積んでしまうのか、それとも消化できるのかが、自分の気分というのを把握する手がかりです。
イマココに集中する方法としてメジャーなのは瞑想でしょうか。それから余計なことを考えなくていいのは体を動かしているときだと思います。スポーツをすると動かしている体に引っ張られて意識も目の前に集中することになります。こうして余計なことに意識が向くのを防ぐことができればメンタルヘルスにも効果的でしょう。
新型コロナウイルスの影響でおうちで過ごす時間が増えて、時間を持て余している方には、プラモを組んでみることをお勧めします。モヤモヤを心から追い出してしまいましょう。