SHIROBAKOは働いている人にこそ観てほしいアニメ

どうも。キむryoです。You TubeでSHIROBAKOが観られたので久しぶりに後半部分視聴しました。最後に観たのが半年ほど前でした。バンダイチャンネルで2日掛けて観たんです。高校の同好会で自主制作アニメを創った5人の女の子たちが、アニメーションの仕事をして作品を作り上げていく物語です。主人公の宮森あおい(CV:木村珠莉さん)は武蔵野アニメーションの制作進行として働いているところからスタート。他にも同好会のメンバーで、武蔵野アニメーションでアニメーターの安原絵麻(CV:佳村はるかさん)、3DCGの制作会社に入った藤堂美沙(CV:髙野麻美さん)、声優志望の坂木しずか(CV:千菅春香さん)、そして脚本家志望の今井みどり(CV:大和田仁美さん)がそれぞれの立場で葛藤を抱えながら、仕事に向かっていく群像劇です。

目まぐるしく変わるアニメ制作の状況に翻弄されながらもなんとかアニメを納品しようと奮闘するみゃーもり(宮森)、絵を描きながらも技術の向上と締め切りの間で苦悩する絵麻、ホワイトなCG制作会社に入ったものの車のタイヤをモデリングするばかりの仕事に疑問を覚え始めた美沙、なかなか役が巡って来ないしずかなど、それぞれがアニメーション制作の現場で壁にぶつかりながらも奮闘して人生を切り開いていこうとする姿は視聴者を励ましてくれます。

アニメーション制作を通した群像劇であるSHIROBAKOは富山のP.A.WORKSが制作を担当しています。そんな本作には非常に多くの登場人物が出てきます。その中で僕が気に入っているのが、脳天気な高梨太郎(CV:吉野裕行さん)とスレた平岡大輔(CV:小林裕介さん)の2人です。ふたりとも制作進行なんですが、タローはお調子者でいい加減、そして図太い。シリアスなシーンでも一人だけギャグに走っちゃうような奴です。そして大ちゃんは夢と情熱を持った若者が社会に出たら厳しさに直面して夢から覚めちゃった、そしてひねくれたっていうキャラクターです。大ちゃんは周囲とトラブルをうむんですが、タローにバディと呼ばれ、打ち解けます。その後は投げやりだった仕事にも熱入れて取り組むようになって・・・この2人の合わさったところは観てて面白いです。

本作は多くのキャラクターが出てきて、それぞれが精一杯頑張ってます。色んな立場、役割でアニメーションに携わっています。だから、あなたもきっと感情移入できるキャラクターが居るはずです。中には実在の人物をモデルにしてるだろこれ、っていう人もw そんなお気に入りの人物を見つけたら、その人が仕事とか夢とかに向かってるのを観せられて、きっと勇気付けられることでしょう。

放送当時も観ていて、最終回のずかちゃんの収録の所ではみゃーもり同様泣きました。感動。

2/29(土)から劇場版が公開されます。TVシリーズから4年の月日が過ぎているということで、みゃーもりがどんな仕事してるのか?しずかはどんな役をやってるのか?絵麻は久乃木さんと一緒に住んでるみたいだけどもしかしてフリーになったのかな?とか、タローと大ちゃんのコンビの活躍はいかに?っていう色々気になるところがあって公開が待ち遠しいです。舞台挨拶行けると良いな。

ia ia!

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